12月3日に開催されるTHE ROAD RACE TOKYO TAMA2023。ロードレース男子・女子、そしてパラサイクリングレース男子・女子が行われます。その展望を予想してみましょう。

エリートレース男子には、国内最高峰レベルのレースやUCIアジアツアーなどに出場しているコンチネンタルチームと実業団チーム、そして学生チームが出場します。エリートレース女子は個人参加とはなりますが、いずれも国内外レースで活躍する選手が多数揃っています。

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レースは男子72.6km、女子49.8km。富士森公園（八王子市）をスタートし男子は八王子市の大周回を回ったのち、多摩丘陵地帯のアップダウンをこなし、武蔵野の森公園前 スタジアム通り（東京2020大会のスタート地点）でフィニッシュを迎えます。
女子は男子とほぼ同じコースレイアウトですが、八王子の大周回を回らずに多摩丘陵のアップダウンコースを経て、一気に多摩川を越えて府中の平地区間を通過しフィニッシュ地点の武蔵野の森公園前 スタジアム通りへ向かいます。いずれも日本では希少な市街地におけるワンウェイレースです。

エリートレース 男子・女子コースマップ

パラサイクリングレース 男子・女子 コースマップ

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八王子市郊外にある富士森公園からのルートは日常的にサイクリストが好んで走行するルートも多分に含まれており、地元の自転車愛好者にとっては親しみ深いルートがこのロードレースのコースに選ばれています。
この見慣れた東京の風景の中をプロトン（選手の集団）とコンボイ（車列）が颯爽と駆け抜けていきます。
大きな特徴としては長い上り坂や峠はないものの、丘のようなアップダウンが繰り返され、勾配変化に富んだコースでアグレッシブなレース展開になることが予想されます。また中盤以降はコーナーリングテクニックが試され、勝負所になりうる登坂が組み込まれバリエーションもより豊かに。ここで激しいアタック合戦なども予想されます。終盤は多摩丘陵から一気に下り、多摩川を越えると平坦区間になります。市街地を抜けるためコーナーワークも多く、集団から抜け出すような駆け引きが繰り広げられるエキサイティングなレース展開になりそうです。

パラサイクリングレースはBクラス、タンデムのタイムトライアルを実施

パラサイクリングレースの出走チームは、各国ナショナルチームが出揃いました。コースは府中市・三鷹市・調布市の３市を跨ぐ特設コース。スタートは味の素スタジアム あじペン広場、武蔵野の森公園前 スタジアム通りでフィニッシュします。男子は23.7km、女子は17.6km。長い上りはない平坦なコースでスピード勝負となるでしょう。タンデム自転車を操るパイロットとストーカーの2人の息がぴったりとあった走りをぜひご覧ください。

ロードレース女子　9:00 スタート（富士森公園〜武蔵野の森公園前 スタジアム通り）
ロードレース男子　9:10
パラサイクリングレース 女子 8:55スタート（味の素スタジアム あじペン広場〜武蔵野の森公園前 スタジアム通り）

ライブ中継は、J SPORTS2/J SPORTSオンデマンド（※）、YOUTUBEチャンネルにて放送します。
配信URLはこちら(J SPORTSオンデマンド) 配信期間 : 2023年12月3日午前7:45 ～ 2023年12月3日午後1:15
YOUTUBE配信URLはこちら

（※）会員は無料で視聴できます。

東京都の市街地で行われる自転車ロードレースをぜひ観戦し、その魅力に触れてください。

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